ひめの メッセージ[投稿] [TOP]

No.38 永遠の命  ひめのゆめ   2007年10月23日(火) 1:14   
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《貴女は木と話したことがありますか?

たとえば どんぐりの木を見たことがありますか?

いつの間にか どんぐりの木に青いどんぐりの実がなり

そして いつの間にかその実が茶色になり

いつの間にか地面に落ちて朽ち

そしていつの間にか地面から緑の新芽を出す。

その姿をつぎつぎに変えながら その変化の中でも決して変わらないものを このどんぐりはあらわしています。

その実は森の小動物に食べられて その根は大地をしっかりとささえ

だまって役に立つどんぐりの木

貴女とこのどんぐりとどちらが 天に近いのでしょう?

天の御心のままに生きしたくさんのもの達のなかで

なぜ 人間だけが 何かに執着して 流転の中の永遠の命を生きないのでしょうか?》



No.37 「誠」の旗を振れるもの  ひめのゆめ   2007年10月21日(日) 1:48   
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『平たく言うとだな 自分の為に生きているか

それとも世の為、人の為に生きているかじゃよ。

考えてごらん 今まで誰の為に生きてきたか。


世の中 自分の欲の為に生きている者が圧倒的に多い。

わが子の為にという親でさえ 結局は狭い範囲での人のためじゃぞ。

昔は わが子の為と思うても 世が乱れておると

いくら自分がわが子を守ろうとしても 社会から守りきれなかった。

だから 世の中を良くする事が人々の願いだったのだ。

信長も秀吉も家康も皆 世の為に

自分は何が出来るかを 必死で天に問うて

そして自分の信じるままに生きぬいたのだよ。

彼らはその時代時代に自分の役割を生きて

そして次につないだのだ。


今どのような気持ちで生きておるか?

世の為、人の為に生きておるか?

わが身可愛さで ぐるぐる回っておらぬか?

心に問うてみよ。


自我を滅した者でなければ 真に「誠」の旗は振れんぞ!

この先 「誠」の旗が振れるような魂の持ち主がでてこなければならんぞ!』

No.36 貴方がこれから何をするか  ひめのゆめ   2007年10月20日(土) 14:57   
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「貴方が今まで何をしてきたか 反省する時期はもう終わっています。

これからは貴方が過去にしてきた事の反省を生かして

何をするかが大切なのですよ。

過去は ある意味 泥沼のようなものです。

その泥沼を反省という原動力を使って 

泥を掻き分け 掻き分け 上がってくるのですよ。

そうして花を咲かす。

蓮の花のごとく 心に響く美しさを持つ花を咲かせることが

大切なのですよ。

今生何をしたか 考えて御覧なさい。

魂のレベルでは ほとんどの人が何もしていないのです。

そして 今生を終えてから あ、あの課題をまたしてもやりそこなったか、、、と反省し、
また この世に生をうけるのを心待ちにするのです。

それほどにこの泥の厚さはぶあついのです。

今生の時間は限られています。

その限られた時間のなかで 悠久の時をかけて繋がっている魂の課題を

すこしでも克服していく事が大切です。」

No.35 anger と angel  ひめのゆめ   2007年10月19日(金) 13:38   
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『面白いもんでな anger と angel は一字しか違わん

それなのに えらい違いじゃ

方や 怒り、 方や 天使じゃ

このr (アール)、 l (エル)とどう違うんじゃと言われたら

ここんとこ 天理教祖のおみきさんに 登場してもろて

お話いただくとすれば

どこまでも ハイ ハイ 言うて相手のこと聞いたるんが

l (エル)じゃで。

そこんところ 途中で相手のいうよることが我慢ならんようになって

曲がってしもうたら r になる。


黙って まっすぐに l を貫くのが 大事やぞ。

縦一本に 立つ姿 

それぞれの 誠を 立てればええんやで。

泣く事はないでな。』


No.34 変化自在の水  ひめのゆめ   2007年10月18日(木) 10:38   
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『水はどこへでも入っていくぞ。

大海となって 大海原に入っていく時もあれば

細かい砂の間に入っていく時もある。

また固い地面にも浸み込んでいくぞ。

大きなものから 小さなものまで どんなところへも

自由自在に入っていくぞ。

またある時は 雲にもなり またある時は氷にもなる

変化自在だ。


水が雲になりたいからといって下水に入っていくのを

嫌がることがあるか?

どのような器にも入っていくであろう。

人もそうでなければならんよ。

まずは 今の器に素直に入っていくことじゃな。

今の器になりきれば 天は次の器をちゃんと学びのために用意してくださるもんじゃ。

今の器に入りきることをせんようで 別の器のことばかり考えておるから
次の器が現れんのじゃよ。

特に心が岩のように固い人は 要注意じゃな。

自分を変化自在の水にして 今ある器に入りきることじゃ。

そして 次の器が現れたら 「え? この器がよかったのに」などとはいわずに その次の器に入りきることによって またその次の器があらわれるから。

そうやって何を悟るか?

変化自在の理をさとり だからこそ 今ある器を愛でる心かのう。』

No.33 ひばり  ひめのゆめ   2007年10月17日(水) 11:24   
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ひばり ひばり 空高く

ひばり ひばり 何歌う

秋風の空 自由に飛びて

明日の命を天にゆだね

ひばり ひばり 何歌う


『明日のことを憂いていては 雲雀の様にはよい声では歌えんであろう。

雲雀は他の鳥と違って 天空の中で歌うぞ

心が軽いからじゃよ。 

止まり木無くとも大丈夫と信じておるからじゃぞ。



この空を見上げみるがよいぞ。

あたり一面 皆が作ったものなど ないぞ。

この雲も風も空気も それから山も木も 空を飛ぶ鳥達も

これだけたくさんの神秘の中に生きておるのに

まだ 自分達の世界で明日のわが身を憂いているのは

ちと心がせまいのう。

ひばりのように 自由であれ。

小さな止まり木など捨ててしまえ。

たとえ環境が変わらなくとも

心はいかようにも自由になるぞ。』


No.31 外国から来た若者  ひめのゆめ   2007年10月16日(火) 15:20   
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(ビジョン)

外国から日本に来た若者があった。

日本の精神を求めて純粋にそれを学びたいという気持ちをもった

心清らかな若者だった。

その若者が必死で学んだ日本の心を帰国前に個展を開いて

発表することになった。

個展を見て人々は驚いた。

そこには沢山の日本だけではなくアジアのものも含めた

仏像や面が並んでいた。

墨で書かれた書の隣に象の顔をして体は豊満な女性の神様の像が一緒に展示してあった。

一生懸命の学びを終えた若者の顔は得意満々だった。

人々は何かが違うと思ったがそれを明確に彼に説明してやれる人はいなかった。



『日本の心を真にもとめてやってくる外国の若者に

真に日本の心を教えられるものがあるだろうか。

世界の雛形としての日本に生まれながら

真にその意味を理解しているものがあるだろうか?

言葉は命である。 言葉の裏に隠された日本語の意味

宇宙中心から発せられ 人々が永久に繁栄するように

願われて発せられている言霊をうけとめているものがいるだろうか?

外国語を話すもので彼らに真に日本の心を伝え切れているものがいるだろうか?

この若者が学ぼうとした日本の文化もすべて

この言霊からなるものである。

日本の美しき言霊を まず受け取れるだけの

素直な心になることが大切だ。』

No.30 湖上の月  ひめのゆめ   2007年10月15日(月) 23:00   
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湖上の月 

湖面に姿映して一人何を思うか

ただただ 自分の姿を見るのみである

時に 波風たちて

湖面揺らぐとも

また すぐに 元に戻りて

静寂のなか 己の姿映す

世はこのようなものにて

何をか悲しむ事あろうか

ただただ 静かに湖面を

照らすことこそ 吾のできる仕事なり

No.29 湖に投じられた石  ひめのゆめ   2007年10月14日(日) 15:03   
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「貴方は 心の中で思うことをもっと慎重に選ぶ必要があるのですよ。

貴方の想いは 湖に投げ込まれた石のようなものです。

その投石の波紋が次々と広がって 外へ外へと影響を及ぼしていくのです。

このようにして 私たちはいつも誰かに 影響を与えています。

貴方が投げる思いの石は どのような石ですか?

慈愛にみちた優しい石か それとも 憎悪に凝り固まった石か

私たちの想いが 世界を作っているのです。

ですから その想い もっともっと 注意深く大切に扱ってくださいね。」

No.28  「崩壊」  ひめのゆめ   2007年10月12日(金) 14:10   
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海から押し寄せる波は 容赦なくその高さを増していく。

荒れ狂う波は 人々の悲鳴さえも飲み込んでいまや 地獄の怪獣の口のようにその牙をむいている。

前方に見える山は真っ二つに裂け 

今歩いているこの道さえも いつ崩壊するかは分からない。

人々が愛を失ったと言っているうちはまだ良かったのだ。

人々が信頼を失ったと言っているうちはまだ良かったのだ。

人々が財産を失ったと言っているうちはまだ良かったのだ。

今や人々はそれが無償で存在すると信じて疑わなかった自然を失おうとしている。

今立っている大地が崩壊した時 人々は生きるよりどころが崩壊したことに愕然とするだろう。

大地が無い中でどうやって生きていくのだ。

時はすでに遅い、 後の祭りがこれから始まろうとしている。

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